英会話上達にラピッドリーディングが最短ルートだと思う理由

英会話を7年ほど教えているのですが、授業のはじめはラピッドリーディングをやってもらっています。速音読です。600〜700ワードの文章を3分半〜4分半ほどでの時間で読むトレーニングです。

ちなみに教材はいつもこちらのサイト↓から。

「ロンドン発の企業が溶けないアイスキャンディーを開発」

個人的にはサイエンスの記事が面白くてオススメ。このサイトについては別の記事で詳しく紹介します。

速く正確に読む。内容理解はしなくていい

ここで記事を選び、文章レベルを4〜5に設定すると見たことない単語がほぼなくなると思います。逆に、このレベルで辞書引かないと厳しい場合は、単語をもう一度覚え直す必要があるかもしれません。

このラピッドリーディングの目的は英語を早く正確に発音することです。ですので内容理解は必要ありません。読めるけど意味はイマイチわからないでOKです。

生徒さん自身で興味ある記事を選んでもらい(最初は趣味・趣向を聞いてこちらから提案します)、目標時間を設定し(600ワードなら3分45秒、700ワードなら4分30秒とか)、一週間練習してもらいます。

必要であればこちらで音読した音声データをお送りしますが、発音が分からなくてもググれば音声が出てきますし、Web辞書のWeblioでもたいていの音声が聞けます。

授業では時間を測ってテストし、その後、発音や強勢の位置を指摘します。

ちなみに発音はアメリカ英語に準じています。

学習の目的がイギリスやオーストラリア、シンガポールなど特定の国や地域などであればそちらに合わせますが、日本に住んでいて英語を勉強するなら、アメリカ英語の発音で学んだほうが教材として使える映画やドラマ、音楽が豊富なので便利です。

また、たまに「英語勉強のために毎朝BBC聴いてます!」とか言う人がいるのですが、あれはイギリス英語ですし、もし英会話に不自由を感じているレベルならば、BBCではなくCNNの方が汎用性は高いです。

癖を知る。苦手を知る。

繰り返しになりますが、600〜700ワードの文章を3分半〜4分半ぐらいで読んでもらいます。やってみると分かりますが、思っているより速いですし、4分間ずっと英語を読むのはけっこう疲れます

ラピッドリーディングの意味・効果はたくさんありますが(英単語のスペルと発音を結びつける等々)、こちらの主目的としては生徒さんの癖(thの発音が苦手、曖昧母音の区別がついていない等々)を把握するためです。

ひたすら英語で会話してもいいのですが、その場合だと生徒さんが使用する単語がボキャブラリに依存する(知ってる単語しか使わない)ので効率が悪いですし、なによりフリートーキングで返答を考えながらかつ指摘できるほどこちらの頭の回転が速くないです。

早い人だと3ヶ月、遅くても半年ぐらいでラピッドリーディングは卒業して、次のステップのイミテーション・リーディングに入ります。

授業ではもちろんラピッドリーディングだけではなく、フリートーキングもしますし、生徒さんの得手不得手に応じて内容は変わります。

あと、授業は英語と日本語をごちゃ混ぜにして行います。もちろん生徒さんが英語オンリーがよければ、そのようにしています。

とりあえず、今回はこんな感じで。

 

次回予告:イミテーションリーディングと敗けたヒラリー